2018.11.4

かさこ塾最終回。「好きを仕事にする」を断念した代わりに私が見つけた、本当の自分の気持ち

かさこ塾 勉強


「白紙に戻します」

大きな会場で、大勢の方の前で
マイクを手にして
私はそう宣言していました。

一昨日、かさこ塾の最終回に
参加しました。

毎回宿題が出る、かさこ塾。
塾最終回の宿題は
「3分間プレゼン」でした。

プレゼンのテーマは自由。
自分の好きなことを3分間、
参加者の皆さんの前で発表するのです。

(宿題をやるかやらないかは、自由です。
やらなくても全く問題ありません)

かさこ塾の大きなテーマは
「好きを仕事にする」です。

ですから、当然のことながら
塾生の多くは
「自分の好きなことを仕事にしたい」方です。
プレゼンでも、ほとんどの方が
仕事や、今後の活動計画について話します。

私も、自分のやりたいことが
なんとなく浮かんでいたので
それを仕事にするヒントがつかみたい、と
塾に参加しました。
そして、これからの活動計画を練っていました。

しかし。
私はプレゼンの本番当日、
皆さんの前でこう発表しました。

「活動計画を、白紙に戻します」

同期の中で、
「活動計画を白紙に戻します」と
宣言したのは、私ひとりでした。

……だいぶ変わり者です(笑)

せっかくかさこ塾に行って学んだのに、
なぜ私は、そんな決断をしたのか。

そのことについて、今日はお話します。

今から約1週間前。
プレゼンの宿題に取り組んでいたときの
出来事です。

プレゼンの資料をパワーポイントで作り、
なんとなくまとまったので
「これでいこう。
あとは、3分間で話せる内容で台本を考えよう」
そう思いました。

しかし、その先の作業が
どうしても、なかなか進みませんでした。
パソコンのキーボードを打つ手が
思うように動かないのです。

うーん、だったら手書きにしてみるか?
手で書くほうが、いい案が出るっていうし。

そう思ったのですが、いざペンを持っても
アイデアが浮かびませんでした。

どうして?
資料はまとまったのに。
「文章の書き方を伝える仕事がしたい」と
いう意思も、固まっているのに。

……すると。
自分の中の、もうひとりの自分が
こう話しかけてきたのです。

「焦ってない?」

え、なんで?
別に焦ってないよ。

次に、もうひとりの自分は
こんなことを言いました。

***
「ううん。あなた、焦ってるよ。

『子どもがいない主婦は、もっと働くべき』
そう思ってるんじゃない?

『今の自分のままだと、価値がない。
だから、もっと別なことしなくちゃ』

そう思い込んで、ただ焦ってるだけ。
そうじゃない?
だから、筆が進まないんじゃないの?」
***

……ドッカーン!!
雷に打たれたかのような衝撃でした。

そして、その直後から
涙が後から、後から出てきて
止まらない状態になりました。

そう。図星だったのです。

私は、今のままでは価値がない。
だから、とにかく新しいことを
やらなくちゃ。
そう思いこんでいたのです。

転勤族の妻である私は、
独身時代のように、外で働くということが
なかなか難しい状況です。
いつ引っ越しになるか、わからないので。

現在、ありがたいことに
在宅での仕事をさせていただいています。

でも、
「子どもがいない主婦なのだから、
時間はたくさんある。
だったら、もっと働かなくちゃ。
外で働くのが難しいのなら、
自分で仕事する術を見つけなくちゃ。
今のままじゃ、自分には価値がない」

いつからか、そう思い込んで焦り、
自分で自分を縛りつけるように
なっていたのです。

夫からは、
「もっと働いて」と言われたことは
結婚以来、一度たりともありません。

「今まで、全国あちこち
転勤についてきてくれて
うまいメシも作ってくれて、
家もいつもきれいにしてくれてて
感謝してる。
ひろ(←私のこと)は、できる人だから
もっと仕事したいと思うなら
したらいいと思う。
でも、今でも十分頑張ってると思う」
そう言ってくれています。

それなのに。
私は、自分で自分を
おかしな固定観念で縛りつけて
ひとりで勝手に、あっぷあっぷして
いたのです。

誰からも責められている
わけじゃないのに。
自分を責めていたのは
他の誰でもない、自分でした。

私の場合、
「新しい仕事をしたい=今の状況から逃げたい」
だったのです。

もっとぶっちゃけて言っちゃうと、
「子どもいないの?じゃ、ふだん何してるの?」
とか、他人から言われたくない。
だから、もっと仕事しなくちゃ。

そう思っていたのです。

そのことに気づいてしまった途端、
泣けて泣けて、仕方ありませんでした。
あぁ、私は自分で自分を
いじめていたんだなぁ…と。

そして、この事実に気づいてしまった以上
いったん活動計画を白紙にして
もう一度ちゃんと考え直したい。
そう考えました。
焦ってひねり出した計画ではなく、
本当に自分がやりたいことを。

さっそく、かさこさんにメールで相談しました。

すると、かさこさんからは
「すばらしい」とお返事をいただきました。
「無理に何かをする必要はないですよ!」とも。

正直言って、相談前は
活動計画を白紙に戻してしまうことを
かさこさんに怒られるのでは、と
ちょっと不安でした。

でもそんな不安は、杞憂でした。
かさこさんが怒るわけ、ないのです。

かさこさんは、
好きなことを仕事にする術だけでなく
「人生が楽しくなる方法」も教えている
方だから。
そして、塾生ひとりひとりの思いに
本気と本音で、厳しくも温かく
向き合ってくれる方だから。

私は、プレゼン資料を作り直しました。
「かさこ塾で私が得た、大きな気づき」という
タイトルで。

プレゼンは、下記の内容に絞りました。
・かさこ塾で私が気づいたこと
・これまでの私が抱いていた固定観念
・これからの私
・ブログのPR

本番前、かさこさんに数回添削をお願いし
お墨付きをいただいて
プレゼン本番に臨みました。

プレゼン本番、当日。

あんなに大きな会場で、
大人数の方の前でお話する機会は
そうそうないです。
声がふるえました(笑)

でも、声はふるえつつも
心はなぜか落ち着いていました。
そのため、会場内をゆったり見渡しながら
話せました。

話したいことを話せばいい。
何も恐れなくていい。
そう思っていました。

その結果、
練習ではどうしても3分オーバーして
しまっていたのに
本番では奇跡的に?ほぼぴったり
終了できました。
台本は、ほとんど見ませんでした。

プレゼン後、塾生の皆さんから
いただいた感想は

「共感しました」
「多くの人に勇気を与える内容だと思います」
「声に力がありました」
「目線がよかった(台本を見ていなかった)」
「パワポの資料が見やすかった」

などなど。
温かい内容や、今後の参考になる
アドバイスばかりでした。

私のところに駆け寄ってきて、
感想を言ってくれた
同期の方もいました。
すごく、すごく嬉しかったです。

自分の本音を、自分の言葉で話すと
人に伝わる。
それを、身をもって実感できました。

私は、かさこ塾で
「好きを仕事にする」ことは
(今の段階では)できませんでした。

でも、自分が目を背けていた
「本当の自分の気持ち」に気づけました。

私が、これからやろうと決めたのは
「まずは焦らずに、目の前のことを
ひとつひとつ、丁寧にこなしていこう」と
いうことです。

今の仕事、ブログ、そして家事。
それらを丁寧にこなし続けていった先に、
本当に自分がやりたいライフワークが見つかったら
それはそれですばらしい。
そしてもちろん、今のままでもすばらしい。

それに気づけたのは、
かさこ塾に行ったからです。

自分の行く道に迷うあまり、
もしも、かさこ塾じゃなくて
キラキラ(ギラギラ?)した
「見せかけの自分の作り方」ばかり教えるような
高額セミナーに行っちゃってたら……
私、どうなってたことでしょう。

もしかしたら、ますます自分を追いつめて
心がぺっしゃんこになっていたかも
しれません。

プレゼン後、かさこさんと
1対1でお話する時間が数分ありました。

その時も、かさこさんは
「(プレゼン)申し分なかったです」と
言ってくださいました。

お世辞ではない、心からの言葉。
かさこさんの優しい表情から
それがはっきりと伝わってきました。

かさこさん、同期の皆さん、
先輩の皆さん。
ありがとうございました。

塾の卒業は、終わりではなくスタート。
これからも学びつづけます。
どうぞよろしくお願いします。

……塾が終わり、帰宅した後は
泥のように寝ました。
「泥」という表現しか
見つからないぐらい、私は泥でした(笑)

プレゼン前日、なかなか眠れず
朝方まで起きてプレゼンの練習を
していたのです。

いやー。
久しぶりに私、本気出したね。
2018年で、最大の学びになったことは
言うまでもありません。

→かさこ塾
https://kasako.jp/

→かさこさんのブログ
https://ameblo.jp/kasakot

・ブログ内の写真は
プロフィールカメラマン よしだひろふみさん
撮影してくださいました。
ありがとうございます!



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