「困った人」の対応法?~「インナーチャイルド」を見る

私のこころのこと インナーチャイルドセラピー


独身時代の、仕事の話です。

「こちら側の話を全否定して
責めたててくる」
40代男性のお客さまを
窓口で担当させて
いただいたことが
ありました。

(実は、初め
他の方が担当していたのですが
「どうしても手に負えないから
ひなたさんに担当してほしい」と
丸投げ?されたのでした^^;)

お客さまからしたら、
納得のいかない対応に
お怒りが沸点に達したのかも
しれません。

ただ、こう言ってはなんですが
当方に落ち度はありませんでした。

なので、ご期待にそえないことを
お詫びはしつつ
毅然とした対応をする
必要がありました。

お客さまは、カウンター越しに
「もうこんな会社に担当してほしくない」
「お前なんかうそつきだ」
などとまくし立てました。

そこで、私は
「おそれいります。
上の者を呼んでまいります」と
お伝えしました。

すると、お客さまは
それすら拒否されました。

「上司だって、どうせお前と
同じことしか言わないんだろう。
そんな上司は呼ばなくていい!!」

うーん。
どうしよう・・・

そう思った瞬間、私は
ちょっと不思議な体験をしました。

そのお客さまの後ろに、私は
「幼少時代のお客さま」の
姿を見たのです。

「いやだ、いやだ!
僕の言うこと、
聞いてくれなきゃいやだ!!」

お母さんに
駄々をこねているような、
3、4歳ぐらいの男の子が
そこにいたのです。

いや、正確にいえば
「見たような気がした」
のでしょう。

ただ、私は
その姿を見たとき、
それまで胸の奥に秘めていた
「困ったなぁ」という気持ちが
ふーっと軽くなったのです。

そっか。
自分の思うようにならなくて
悲しかったんだね。
寂しかったんだね。

私があれこれ考えても
どうしようもない。
相手のことは変えられない。
お怒りがおさまるかもわからない。
だから、自分にできることだけ
一生懸命やろう。

そう思えたことで、自分の中では
かなり落ち着いた対応を
することができました。

結局、お客さまはお帰りになるまで
ずっと怒り続けていましたが
私のダメージ(?)は、ずいぶん
軽く済んだように感じました。

そして、そのお客さまは
後日再度ご来店されたのですが
私が初めて接客させていただいた時とは
まるで別人のように、
とても穏やかにされて
いらっしゃいました。

手続きがすべて完了した後、
お客さまと私がお会いすることは
もう二度とありませんでした。

なぜか、ちょっぴり
物足りない?ような、
寂しい気持ちになりました。

きっと、私の経験値を
アップさせてくれるために
現れてくださった
方なのでしょう。

昔、「オーラの泉」という
テレビ番組で
ゲストのイノッチが
「苦手な人に出会ったとき、
”この人も、赤ちゃんだった時代が
あったんだよなぁ”と思うと
苦手だという気持ちがなくなります」
というような内容のお話を
していた記憶があります。

当時、私は
「なんて素晴らしい考え方だろう!
勉強になるなぁ」と
胸が熱くなりました。

お客さまの幼少時代を見た私は
まさにそれを体感したのかもしれない、と
思いました。

(余談ですが、それから数年後
友達がV6のコンサートへ
連れていってくれたことがありました。
運よく、花道を走るイノッチと
ハイタッチできたときは
もううれしすぎて泣きそうでした。笑)

自分のことを
わかってほしくない人なんて、
たぶんどこにもいないはずです。
私だってそうだから。

自分のことをわかってほしい。
認めてほしい。
受け入れてほしい。
ごくごく、自然な感情です。

だから、私は
インナーチャイルドセラピーのことを
勉強したくなり、
現在に至るのだと思います。

日常生活で
「あぁ、この人、困った人だなぁ。
でも、どうしても関わらないといけないし」
というときは、
その人の後ろに隠れている
「子ども時代のその人」
(インナーチャイルド)を
想像してみると
いいかもしれません。

実は、私はこの方法を
義母と接するときも
使っていました。

義母は、亡くなるまでの約1年間を
施設で過ごしました。
一般的にいわれているように、
施設で過ごす時間が長くなればなるほど
認知症の症状も進んでいきました。

私たちは、週末は必ず
義母のところへ行きました。
ときどき、夫が仕事で行けず
私一人で行くこともありました。

そんなある日、義母は
これまでにないぐらいに
感情を爆発させたのです。

たまたま私一人で
行ったときだったのですが、
明らかにその原因は
自由を奪われたことによる
不安、悲しみ、ストレスでした。

テーブルをバンバン叩いて、
怒りをあらわにする義母。

私は、義母と向かいあって座り
とにかく「うん、うん」と話を聴きました。
そのとき、義母の後ろにいる
子ども時代の義母とも話をしました。

30分ぐらい話を聴いた頃でしょうか。
やっと落ち着きを取り戻した義母が
見せてくれた、やわらかい表情を
今でもよく覚えています。

もちろん、
インナーチャイルドを想像するだけでは
うまくいかないことも
たくさんあるでしょう。
それは致し方ないです。
全ての人とわかり合えることは、
残念ながらありませんから。

私も、どこかで誰かに
「この人、困った人だなぁ」って
思われているかも
しれませんね。

それは、めぐりめぐって
お互いさま、ということで。(笑)



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コメント

  • はじめまして。

    もう10年以上前になると思いますが「ひなたぼっこしましょ」のころによくお邪魔していました。今朝ブックマークの整理をしていて、ひなたさんがこちらの新しいブログを開設されていたことを知りました。

    最近はブログの更新をストップしてSNSへ移行される方も多く(私もなんですが…)、そんな中でひなたさんがずっとブログを更新されていて、ご自分のステージを一歩ずつ進めてこられ、また昨年には私と同じ兵庫県に(隣の市です^^)にお住まいだったと知って嬉しくなり、コメントを残したくなりました。

    こちらの記事と関係ないコメントでごめんなさい。またお邪魔させていただきます!

    2016年6月22日 8:12 AM | さわら

  • さわらさん、はじめまして。
    コメントありがとうございます。
    10年以上も前から私のサイトを
    ご覧くださっているとのお話、
    とてもうれしいです。^^
    兵庫ではお隣の市だったのですね~。

    さわらさんを初め、ご覧くださる皆さまのおかげで
    長いことブログを続けさせていただいています。
    とか言いつつ、最近の更新は5月ですが^^;
    自分のペースで書かせていただいています。

    そろそろ、ブログもまた書きますので
    お時間のあるときにのぞいていただけたら嬉しいです。
    ありがとうございます♪

    2016年6月26日 9:31 PM | ひなた@管理人

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