「コーヒーを頼んでもいいんだよ」

「自分は、本当はAだと思っている。
でもあの人に申し訳ないから、Bだと言っておこう」
これは、昔の私がいつも思っていたこと。
極端に言うと、友達とお茶を飲みに行ったとき
「友達は紅茶を注文した。
私は本当はコーヒーが飲みたいんだけど、私も紅茶にしておこう」
いつもこんな感じだった。
「あなたも紅茶にしなさいよ」
と、友達に言われたわけではない。
でも人と別なものを選ぶと、その人に悪いような気がしていた。
その人の意見を無視している、その人を受け入れていない。
そう思われるのが、怖かったのだ。
でもある時、ある人に言われた。
「コーヒーが好きなら、コーヒーを頼んだっていいんだよ。
あなたが好きなものを選んだからって、”あなたのこと嫌い!”って
言う人なんていないよ。
もし仮にそんな人がいたら、その人との付き合い自体を見直しなさい」
「目から鱗が落ちる」とは、正にこのことだった。
人に嫌われることを恐れ、人の意見に流され、
「なんで私のことをわかってくれないの!」
と、一人で勝手に心の中で怒っていたのは、私だった。
もっと楽に生きよう。
好きなものを選ぼう。
私には、その権利がある。
そう思えるようになるまでは、だいぶ時間がかかった。
でも私には、必要な時間だった。
これからもっと、よりよく生きていくために。
私は、次の扉を開く。
TAGS: 心理学 | 2014年2月15日
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